猫に必要な1日の水分量はどれくらい?夏と冬の違いは?
1 1日に猫に必要な水分量の目安は?
2 水を飲みすぎてもだめな理由は?
3 猫に水を飲ませるにはどうしたらいいの?
4 夏と冬の違いや注意点は?
我が家の猫は水をよく飲んでくれるので安心なのですが、一般的に猫はあまり水を飲まないと言われています。
気をつけてあげないと、腎臓病を発症しやすい猫の病気の原因となりますので、今回の記事では猫に必要な1日の水分量についてや、逆にたくさん飲みすぎるのも問題なので、それはなぜなのか?
水を飲ませるためにはどんな工夫が必要かといった情報をまとめてシェアしていきます!
1日に猫に必要な水分量の目安は?
まずは、猫が1日に必要としている水分量の目安についてわかりやすくご紹介していきましょう!
計算式は次のものになります。
猫の体重の0・75乗×70ml
わかりやすく表現すれば、猫の体重1kgに対して水は40~50mlほどだと考えてください。
我が家の愛猫モモは体重が4・0kgほどなので、160~200mlほどになります。
あなたの家の猫が体重3・0kgならば120~150ml、こんなふうに考えるとわかりやすくなりますね!
我が家のナナは3・8kgほどなので152~190ml、毎日これだけの量を飲んでいるのか確かめたことはありませんが、二匹ともよく水を飲みますし夜は手作り猫ごはんで水分を多めに摂れるように工夫もしているので心配はしていません。
観察していて気づいたことに、ドライフードを食べたあとに水をよく飲む傾向があるようです。
普段夜は手作りなので水分量が多いけれど、ドライフードは少ないのでよく飲むようです。
最初に書いたとおり、基本的に猫は水をあまり必要としない生き物だと言われています。
水を飲みすぎてもだめな理由は?
飲まないのも心配ですが、飲み過ぎもまただめだと言われています。
その理由はなんらかの病気のサインであるという説があるからです。
あなたの家の愛猫が普段はそれほど水を飲まないのに、突然量をたくさん摂取するようになりそれが毎日続くようであれば次の病気が考えられるのです!
● 糖尿病
● 慢性腎不全
● 子宮蓄膿症
● 甲状腺機能亢進症
● 胃腸病
● 膀胱炎
多飲多尿は病気のサインであることが多いようですので、普段からしっかりと観察をしてあげることが大切になります!
人間の感覚で水分量を捉えると猫にとっては虐待になってしまうので、大量の水分摂取をさせるのはご法度です。
猫に水を飲ませるにはどうしたらいいの?
愛猫が水を飲まなくて困るんだぁという方もいるかと思います!
それでは、水を飲まない猫に飲ませる方法はどんなものがあるのかチェックしていきましょう!
こちらの記事もお役立ていただければ幸いです!
この水をよく飲む器は、我が家でも使っていますけれど、けっこうモモ&ナナはここで水を飲んでくれます!
器を変えることも有効だといわれていますし、水の種類を変えると良いとも言われています。
さらには、食事をウェットフードや手作り食にして食べ物から水分を摂取できるように工夫されることもおすすめ!
体内に必要な水分を単に水からだけ摂取させようと思わず、食事に気を配ってあげるだけでもかなり違うと思います。
人間でもたくさん水を飲むのは難しいという方もいますよね?
ビールや他のお酒ならガンガン飲めるけど水だけ飲めっていわれても・・・なんて話はよく聞きます(笑)。
そこは猫だって同じだと考えれば、水分量の多い食事などでカバーできるのなら安心感も高めになります!
他には、置き場所にも気を使うこともポイントになります!
我が家では2箇所に分けて置いてあり、家の中のいろんなところに置いてあげると良いとも言われています。
飲みやすい環境を整えることで、猫が水をのもうと積極的に感じてくれるようにするのも大切です!
水は最低でも毎日取り替えるようにして、新鮮なものを用意してあげてください!
引っ越しをする前の家では、なぜか白黒猫ナナは蛇口から水を飲みたがったので、そんな様子を見せる猫なら蛇口をひねってそこで飲ませるというのも手です!
あまり難しく考えずに、ちょっとした工夫で飲みやすいようにしてあげることで気軽に飲める環境づくりを心がけてあげてください!
夏と冬の違いや注意点は?
夏と冬では、猫に必要な1日の水分量は違いがあるのでしょうか?
ご存知のとおり、猫はもともと砂漠に生息していた動物なので暑さには強いと言われています。
そんな暑い場所でも水分をほとんど摂取せずに先祖たちは生き延びてきたと言われていますので、人間界のように熱中症予防のために水分摂取をしましょうという叫び声は猫には当てはまらないと考えたほうが無難です!
なんでも、体脂肪が多い猫はあまり水を飲まない傾向があるそうです。
理由は脂肪を肝臓で分解して水分を得ることができるからなんだとか!
ですから、あまり脂肪を付けさせないようにすることが大切なのです。
どうやら、冬に猫を肥満させてしまう人が多いようですので、冬は水を飲ませることも大切ですが太らせないように気を配ることも大切なポイントになります!
そして、冬は暖房のきいた部屋にいる猫が脱水を起こす可能性が高まるとも言われています。
なぜなら寝ている時間が長いため、暖かい部屋に居続けることで体の水分が蒸発してしまうからです。
ですから、脱水にも気を配ってあげるようにしましょう。
今回は、猫に必要な1日の水分量や夏と冬の違いなどについての情報をまとめてシェアしていきました!