生きて欲しい!猫やネコ科の絶滅危惧種、世界と日本!
猫やネコ科の絶滅危惧種、世界と日本にどんなものがいるのかシェアしていきます!
1 猫やネコ科の絶滅危惧種とは?
2 猫やネコ科の絶滅危惧種・・・世界編
3 猫やネコ科の絶滅危惧種・・・日本編
4 私達に出来ることは?
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世界では、絶滅危惧種植物や動物がいて、普段日常の暮らしに追われてしまう私達はついついそういった現実を直視することを忘れてしまいます!
今回の記事では、絶滅危惧種の動物について情報をまとめていきますが、猫やネコ科に絞ってシェアしていきます!
猫やネコ科の絶滅危惧種とは?
絶滅の危機にある生物種のことを絶滅危惧種と呼びますが、自然保護連合が作成した絶滅の恐れのある野生生物のリストは「レッドリスト」と呼ばれています。
「レッドデータブック」と呼ばれるものは、日本の環境省が作成したものになります!
環境省が作っているレッドデータブックは、1986年に野生動物課が発足すると同時に作成されました!
生物のある種が絶滅することはこれまでも地球で数多く起こった出来事ですが、現代社会は人間の経済活動が歴史上ないほど増大したことで人間の活動が、植物も含めて自然界の生き物などに与える悪影響は無視出来ないレベルになっているのです。
ですから、海外や国内などでも、会社を経営しながら環境に対して保護活動をする企業も増えていて、そういう活動をしている会社が販売している商品を選ぶ人も増えています!
絶滅危惧種を救うために、人間は今後もっともっと自分たちが自然の一部である事実と向き合い、出来ることをやっていくことで共生出来る社会を作っていくことも大切になってくるという話になりますね!
公益財団法人世界自然保護基金(WWF)は世界100カ国で活動をしている環境保全団体ですが、地球の自然環境の悪化を食い止め、人類が自然と調和して生きられる未来を築く使命を掲げて活動をしています!
WWFの主な活動は次のものになります!
➀ 地球温暖化を防ぎます
➁ 持続可能な社会をつくる
➂ 野生動物を守る
➃ 森や海を守る
WWFによると、2018年3月現在、世界では17種類のネコ科の動物が絶滅危惧種に指定されているそうですが、この記事では、36種類の猫のご紹介をしています!
その猫&ネコ科の動物のなかでトラは100年間で97%が減少しており、現在ですでに3亜種絶滅してしまいました。
その種類は次のものになります!
☆ カスピトラ
☆ ジャワトラ
☆ パリトラ
WWFは絶滅危惧種を救うため、密猟を監視したり罠を撤去するなどの活動をしており、ネコ科の動物たちの絶滅を防ぐ活動を積極的に行っています!
より細かく見ていくと、絶滅危惧種にもさらにカテゴリーがあります。
★ 絶滅危惧種IA類・・・ごく近い将来野生での絶滅の危険性が極めて高い
★ 絶滅危惧種IB類・・・IAほどではないけれど、近い将来野生で絶滅の危険性が高い
★ 絶滅危惧種Ⅱ類・・・絶滅の危機が増大している
猫やネコ科の絶滅危惧種・・・世界編
世界では40種類の野生猫&ネコ科の動物が、大自然の中で元気に生息しています!
国際自然保護連合(IUCN)の2014年のレッドリストによると、すでに書いたとおり世界では17種類の猫&ネコ科の動物たちが絶滅危惧種としてリストされています!
それでは、世界で猫&ネコ科の動物で絶滅危惧種になっている種類はどんなものがいるのか見ていきましょう!
● スナドリネコ
インドネシアからインドにかけて生息している魚食動物です!
基本的に水が苦手な猫の仲間としては珍しく、泳ぎが得意で魚やカニなどを捕食して食べて生きています!
漁る(すなど)ということからスナドリネコと名付けられている、荒い性質を持っているネコ科の生き物です!
絶滅危惧種IA類に指定されています。
今日の黒猫モモさんの動画ー284 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● ボルネオヤマネコ
マレーシアに生息している野生猫で、姿を消した時期があったため、すでに絶滅危惧種ではなく絶滅したのではと思われていたところ、2011年に生存が確認されました!
この種類は家猫と同じくらいの大きさで、特徴は被毛が灰色もしくは赤褐色になっているところです!
IUCNのレッドリストに絶滅危惧種として載っていて、標高900mの森林地帯に生息していますが森林伐採が進んでいるため、住処を失い個体数を減らしています!
IA類です
今日の黒猫モモさんの動画ー267 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● ユキヒョウ
中央アジアの山脈の不毛な高地に住んでいて、美しい被毛を狙われて乱獲されてしまったことにより絶滅危惧種となっています!
今日の黒猫モモさんの動画-192 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● マレーヤマネコ
水辺に生息している変わった頭の形をしている小型の猫で、2008年に絶滅危惧種に指定されています!
しかも、現在わずか2500頭しか残っていないと考えられていて、現在密猟や流通を禁止されていて、IA類です!
今日の黒猫モモさんの動画ー278 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● アンデスネコ
アンデス山脈一帯に生息していて、ICUNのレッドリストに載っていますが莫大な資金を使って保護活動をされている他のネコ科の動物よりも資金が少ないのです!
ですから、絶滅危惧種としてはIA類になります!
スペインとポルトガルのごく一部に生息している、50年以内に過去1万年で初のネコ科の絶滅種になるだろうと言われています!
現在もはや100頭ほどしかいないと言われていて、この中で繁殖が可能なメス猫は25頭しかいないそうですから、そうとう絶滅危惧種としては危機的状況になっています!
これほど激減した理由の一番の原因は、食料となるうさぎが1950年代に兎粘液腫という病気になり大量に死んでしまったことだと考えられています。
こちらはIA類になります!
今日の黒猫モモさんの動画ー289 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● マヌルネコ
アフガニスタン、インド、イラン、カザフスタン、キリギス、中国、モンゴル、ネパール、ブータン、パキスタン、ロシア南部、アルメニアではすでに絶滅しています!
マヌルはモンゴル語で小さい野生猫という意味で、2002年にIUCNから準絶滅危惧種に指定されています!
今日の黒猫モモさんの動画-259 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● スナネコ
砂漠に生息している野生の猫で、尖った耳と小さい体が特徴です!
基本的に絶滅危惧種などに指定されている、世界に生息する野生の猫は凶暴な性格をしているものが多いのですが、スナネコはおとなしくて臆病な性格をしているのです!
スナネコの赤ちゃん動画、日本で販売は? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● マーゲイ
南アフリカ原産で、木の上で生息している猫で、他のネコ科の動物と違い、後ろ足を反転させられるため頭から木を降りることができます。
2年に一度しか出産をせず個体数の回復が見込めないことなども、絶滅危惧種として心配されている理由になります!
今日の黒猫モモさんの動画ー279 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● オセロット
こちらは南アフリカの熱帯雨林に生息している、草原や人間の集落にも姿を見せる猫で、被毛の柄が見事なので乱獲が続き絶滅危惧種IA類になっています!
● クロアシネコ
南アフリカ共和国、ボツワナ、ナミビワなどに分布していて、小型の野生猫です!
平均的な体重はなんと1・6kgで、現存する猫&ネコ科の動物の中では最も小さいと言われています!
こちらは、IB類に分類されています!
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● マーブルキャット
ネパールやインドのシッキム州からスマトラ島、ボルネオ島を含めた東南アジアなどの熱帯雨林に分布していて、生息地は樹の密集した森林なので見つけることが困難なため、生態についてはほとんど知られていませんし、数も把握できない状況ですのでIB類に指定されています!
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● コドコド
チリ南部、アルゼンチン南西部に分布していて、開発による生息地の破壊によって数が激減しており、IB類指定されています!
● アジアゴールデンキャット
インドやネパール、スマトラ島、中国に生息していて野生は見つけるのが困難で、生態については飼育下のものしか分かっていない状態で、IB類に分類されています。
今日の黒猫モモさんの動画ー287 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● アフリカゴールデンキャット
中央アフリカ共和国など数多くの国で暮らしていると言われていて、森林伐採などが原因で数は激減しており、IB類に指定されています。
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● サビイロネコ
インドの南部やスリランカに生息しており、子供や人間に慣れやすいのでペットして人気もある一方で、食料として狩りの対象になっています!
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● コロコロ
南アメリカ中西部で暮らしている小柄で縦格子模様が特徴の野生の猫で、日本では三菱自動車のパジェロの名の由来となっています。
なぜかって?コロコロは別名「パジェロ」「パンパスキャット」とも呼ばれているからです!
エクアドルやチリ、アンデス山脈を越えてアルゼンチンにまで分布しており、生態に関してはほとんど分かっていません。
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● ジョフロイネコ
南アメリカで最も多い野生猫で、普通の猫と同じ大きさをしています!
分布が広いので絶滅危惧種としてはその恐れは低いと言われていましたが、1960~1980年代に被毛目当てで乱獲されたことで危惧されていました。
● ジャガーネコ
オセロットやマーゲイト分類学的に近いと言われていて、被毛の美しさが理由となり乱獲をされてしまいました。
コスタリカからアルゼンチンに分布しています!
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● ヨーロッパオオヤマネコ
シベリアやヨーロッパの森林に棲んでいて、環境の変化や乱獲で絶滅危惧種となっています!
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● ベンガルヤマネコ
東南アジアや南アジアに棲んでいて、毛皮はレオパードキャットと呼ばれていて乱獲されたことで個体数が激減しました!
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● サーバル
世界のネコ科動物の中で足が長いの特徴のサーバルは、アフリカのサバンナに生息していますが被毛が美しいので、毛皮目的で乱獲をされ絶滅危惧種となっています!
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● カラカル
北アフリカでは絶滅にひんしていると言われていて、中央アジアおよびインドでも滅多に見かけない
● アムールヒョウ
中国北東部からシベリアに棲んでいたのですが、現在ではわずか30頭ほどしかいないというかなり絶滅危惧種としては心配な種類のネコ科の動物です!
● スマトラトラ
インドネシアにはこのスマトラトラ以外にも、さまざまな種類のトラがいたのですが、現在ではこの種類のみになっています!
規制や乱獲の禁止などをしているのですが、毛皮や骨を狙って密猟者が密かに乱獲を続けているようです!
● ウンピョウ
インドの北東部やインドネシアやタイ、中国やベトナム、ミャンマーやマレーシア、ラオスなどに棲んでいます!
ネコ科とヒョウ属の中間と考えられている種類で、乱獲によって数を減らしているのが現状です!
● マルタタイガー
ブルータイガーとしても知られている美しいトラで、中国で伝統的な薬として珍重されており、南中国の亜種だと考えられています!
絶滅危惧種としては危機的状況だと考えられています。
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● ゴールデンタイガー
インドに生息していて、被毛の色が金色以外は普通のトラと同じです!
● ホワイトライオン
危機的な絶滅危惧種として心配されていて、生息地の南アフリカのクルーガー国立公園周辺以外ではほぼ絶滅しています。
20年に渡って絶滅危惧種として深刻な状態でしたが、世界初のホワイトライオンを保護しようという組織が立ち上がり、現在も保護活動を続けています
● アナトリアヒョウ
なんとすでに絶滅したのではと思われていたのですが、2013年ディヤルバクル南西部に住む羊飼いが、羊を襲った大きな猫を殺したら、それが実はアナトリアヒョウだったことが分かり、まだ野生で残っている可能性が示されました!
● スコットランドワイルドキャット
イギリスのスコットランドウエストハイランド地方では、この猫の保護活動を進めていて、現在その数は400頭以下と推測されていて絶滅危惧種として心配されています
● ピューマ
北米から南米に分布しており、別名はクーガ、スポーツブランドのロゴにもなっています!
生息している場所によっては、絶滅危惧種として心配されていて保護活動もされています。
● ジャガー
毛皮狙いのハンターに乱獲をされていて、個体数が心配されています!
今日の黒猫モモさんの動画ー279 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● チーター
足が早いことで有名ですが、絶滅の恐れがあると考えられています
● キングチーター
こちらはクロジャガーや黒豹のように、遺伝子の変異によって生まれてくる種類で柄が違いますがチーターです!
● トラ
インドやロシア、中国、スマトラなどに棲んでいますが、絶滅危惧種として心配されています
猫やネコ科の絶滅危惧種・・・日本編
日本の猫やネコ科の絶滅危惧種もいます!
次の種類の猫が、絶滅危惧種としてリストアップされています!
ご存知の通り、沖縄県八重山諸島の西表島だけに生息している猫で、絶滅危惧種としては一番危険なIA類になります
● ツシマヤマネコ
こちらは、日本では長崎県対馬に生息している猫で、ランクは国指定天然記念物となっています!
猫の手作りごはんレシピ(砂肝&胸肉) - 保護猫モモ&ナナのブログ!
● ツシマテン
四国、九州、本州に生息しているテンの一亜種で、準絶滅危惧種に指定されています
私達に出来ることは?
猫やネコ科の絶滅危惧種は、世界や日本に数多くいます!
私達になにか出来る事があるのでしょうか
WWFなどでは、会員になったり、寄付をしたり、買い物をする、遺産や遺贈の寄付、イベントへの参加、ボランティアへ参加、募金活動、SNSを通して情報発信をするといった方法で、私達にも世界や日本で絶滅危惧種の猫や、ネコ科の動物たちを助けることが出来るようにしてくれています!
この記事のように、こんな状況がありますよという情報発信をすることも大事な啓蒙活動になります!
知らないことは知らないままで日常生活を送ってしまいますが、知ることで出来ることを見つけ、行動することで世界や日本で絶滅危惧種となっている猫やネコ科の動物を助けることが出来ます!
他には、iHerbで購入できる、こちらのチョコレートを購入するなどの方法で、絶滅危惧種の植物やジャガーなどを支援することが出来ます!
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あなたが出来ることをやることで、少しでも絶滅危惧種の動物が地球から消えてしまわないようにする方法がありますので、出来ることからやってみてください!
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