子猫がかかりやすい病気は?サインを見逃すな!
子猫がかかりやすい病気&見逃さないようにどんなサインが出てくるのか情報をシェア!
1 子猫がかかりやすい病気は?
2 子猫が病気になったときに出てくるサインは?
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まだまだ小さい子猫は、しっかりと成長してくれるどうかとそれでなくても気がかりですよね!
我が家も黒猫のモモ、そして白黒猫のナナが元気に無事に成長してくれるかどうか本当に気になったものでした。
モモは生後1週間~10日で拾ったため、大きく成長するかと心配もしましたが、今では逆ギレするほど(笑)元気なメス猫に成長し、2018年で4歳になろうとしています!
そんな、なにかと気がかりな子猫がかかりやすい病気や、その兆候であるサインなどをご紹介していきましょう!
子猫がかかりやすい病気は?
まだ子猫だった頃のナナです♫
まずは、子猫がかかりやすい病気をご紹介していきましょう!
◎ 子猫衰弱症候群
これは、生まれてまもなく弱って死んでしまうという病気になります!
原因は例えば母猫が難産だったため低酸素症になっていたり、なんらかの外傷が出来た。
下痢や脱水、低血糖などや免疫性の溶血症、先天的な異常や低体重、低体温、周囲の人間が環境に十分配慮しない(室温、食事、水、寝る場所)が原因となることもあります!
生後3~4週間で亡くなる場合、感染症が原因になることが多いと考えられています!
生後1週間での死亡率が最も高く、治療が成功しないことも多いのです。
◎ 感染症
子猫はまだまだ免疫力も高くないので、どうしても感染症にかかりやすくなってしまいます!
子猫のかかりやすい感染症は、次のものになります!
● ネコウィルス性鼻気管炎
● ウイルス性上部呼吸器感染症
● ネコ伝染性腹膜炎
● 子猫小脳性失調症
● ネコ汎白血球減少症
生後2ヶ月ならワクチンを打っておくと、これらの感染症を回避できると言われています!
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◎ 寄生虫
これは、回虫や条虫、コクシジウムなどになります!
我が家のハチワレ猫ナナも、生後2ヶ月まで野良猫として育ったので、譲渡会で出会って家に連れて帰ってすぐに便に回虫がいるのを発見し、すぐに動物病院にへと連れて行ったのです!
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◎ 肺炎
こちらもトキソプラズマ症などや、感染症や細菌感染などが原因となることが多いです!
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◎ 結膜炎や角膜炎
目やにが出たり、目がぐずぐずしている子猫もけっこういるので、状態がおかしいと思ったらすぐに獣医の元へ連れて行くようにしましょう!
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◎ 皮膚病
● 皮膚真菌症
● 疥癬症
● ノミアレルギー性皮膚炎
◎ 外耳炎や中耳炎
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子猫が病気になったときに出てくるサインは?
それでは、分かりやすく子猫が病気になったときのサインはどんなものがあるのかご紹介していきましょう!
◎子猫衰弱症候群
こちらは、突然亡くなるか弱々しい状態で数日生きていて亡くなるパターンが多いようです!
特定の症状ではなく、さまざまな症状を出すので元気だった子猫がだんだん親やきょうだいから離れて過ごすようになり、人間が気づいたときには亡くなっていたというパターンがあり、ときにはまったくサインを出すことなく突然死するケースもあります!
なんだかおとなしいな、弱々しいなというサインが見られたら躊躇しないで獣医に診断してもらったほうが安心です!
◎ 感染症
こちらはくしゃみや鼻水、口内炎や咳、目やに、下痢などのサインを出します!
さらに高熱が出て食欲がなくなったり、重いと激しい下痢や血便、吐き気を出します。
子猫小脳性失調症はふらふら歩いていたり、すぐによろける、歩幅が合わずにバラバラに歩く、震えたり転倒する。
ネコ伝染性腹膜炎のサインは、目の中が濁ってきたり、出血する、神経に異常が出てうまく歩けなくなる、ときどき発熱して食欲がなくなり徐々に体重が減る。
腹水がたまって呼吸が荒くなったり、呼吸困難が起こったり、猫のお腹が異常に膨らむ。
クリプトコッカス症はくしゃみや鼻水が出て、鼻の周りが腫れたり変形することもあります!
ネコ汎白血球減少症のサインは、軽度の吐き気や血便を伴う下痢、40度以上の熱などがあります!
◎ 寄生虫
こちらのサインは、回虫の場合下痢や便秘になりお腹が膨らんで吐いたり、貧血気味になって毛艶が悪くなる。
または便の中に白い卵が見つかることもあるので、野良猫の子猫を保護した人は嘔吐物や便に回虫がいないかどうかチェックしてあげてください!
我が家のナナは、家にやってきて初めてした便に回虫がいたので、すぐに病院に連れていきました!
鉤虫症はお腹が痛そうな様子を見せ、血の混じったタールのような便をします。
条虫症の場合は、ほとんど症状が現れないのでサインとしては、痒がって猫がお尻を地面にこすりつけたりしていないかチェックします。
多くの条虫が寄生すると、嘔吐や下痢、腹痛、食欲や元気がなくなるなどのサインを出します!
胃炎や胃腸炎のサインは、下痢をしたり何度も吐きます!
病気の症状自体が軽い場合は、便が柔らかくなる程度のサインしか出さないこともあります。
口内炎になったら、猫はよだれを垂らして口臭がするようになります!
舌や歯肉、口腔の粘膜が炎症を起こして赤く腫れたりただれたり、白っぽいもので口の中が覆われる場合があります。
猫は痛いので食欲が無くなったり、食べてもすぐに辞める、元気がなくなり、触られるのを嫌がる
◎ 肺炎
この病気のサインは、原因や全身症状があるかどうかによって違いがあります!
呼吸困難や発熱&咳が出る、食欲がなくなる元気がないなどの様子が見られないかどうかよく観察してあげてください!
肺炎は進行が早く死亡するおそれもあります!
◎ 結膜炎や角膜炎
結膜が赤く腫れて目やにが出たり、腫れて涙が出る、角膜炎は角膜に傷が付いている状態なので、猫は涙を流したり目が痛いという仕草をしたり、目やにが出たり光を眩しがったりします!
◎ 皮膚病
● 皮膚真菌症
初期症状は、円形の脱毛と紅斑が出てきて猫は痒がったり、フケが出てきたり、かさぶたが出来ます!
● 疥癬症
顔や耳のふちが脱毛してかさぶたが出来たり、痒がったり激しく引っ掻いたりします
● ノミアレルギー性皮膚炎
ひどくかゆがり、体を舐めたり皮膚をひっかいたりします!
◎ 中耳炎&外耳炎
外耳炎はシャンプーが原因となることが多く、サインは外耳が赤く充血し、猫が耳をかゆがってしきりに引っ掻いたり、耳垢が異常に多かったり、悪臭がある粘液性の汚れた浸出液や膿汁が耳から流れ出てくる。
中耳炎のサインは、耳を傾けて痛がったり、この症状が出ている耳がある方向へ回転するような動作をします。
中耳炎は、猫にはめったに起こらない病気だといわれています!
子猫はまだまだ免疫力も成猫と比べると低いため、人間がしっかりと観察をして成長を見守ってあげないとならない時期でもあります!
これからどんどん暖かくなる季節になり、子猫が生まれてくる時期にもなりますので、もし野良猫の保護をした方は、こちらの記事もお役立ていただければ幸いです!
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